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斎場の種類 公共斎場ガイド

斎場の種類について

斎場の種類

斎場は大きく分けると二つのタイプがあります。まず「火葬場併設タイプ」。これは葬儀式場を備えた火葬場です。大半の火葬場はこの形式ですが、ご案内しているエリアでは瑞江葬儀所(東京都江戸川区)、大宮聖苑(さいたま市)、めぐりの森(川口市)が葬儀場を備えていない火葬場となります。また東京の火葬場併設タイプは臨海斎場以外すべて民間施設です。埼玉、千葉エリアでは草加の谷塚斎場のみ民営でそれ以外は公営施設となります。

そしてもうひとつが「セレモニーホールタイプ」です。葬儀会館や家族葬ホールなど、火葬場を備えていないこのタイプは、通夜や告別式を行ったあとに最寄りの火葬場へ霊柩車やマイクロバスで移動する必要があります。このタイプは葬儀社や互助会が運営するセレモニーホールや、区営斎場、また寺院の施設を区が借り上げるなどして運営している区民斎場、区指定斎場などがあります。


火葬場併設斎場のメリット
火葬場と式場を備えた総合斎場

知名度が高い
地域の方であれば会葬に訪れたことが無くても、その施設の名称は一度ぐらい耳にしたことがあると思います。地方の方でも最寄り駅までお越しになれば、迷うことなく斎場に到着できるでしょう。


移動車両が不要
葬儀式場と火葬場が同じ施設にある為、霊柩車やハイヤー、マイクロバスなどの移動車両が不要です。その分費用が軽減できると共に、葬儀に費やす時間も短縮できますので参列者の負担も少なくなります。※一部の火葬場は霊柩車が必要です。


設備が充実している
火葬場の大半が、豪華な待合ロビーや過ごしやすい控室、喫茶コーナーなど、ホテル並みの設備が整っております。一部古い施設もありますが、現在建て替え工事中、また今後建て替え計画のある斎場があります。


家族葬のメリット

予約が取り難い
利用しやすい斎場は利用希望者が多く、慢性的に混雑しています。大田区の臨海斎場や柏市のウイングホール柏斎場などは、式場をご利用頂くのに一週間以上お待ち頂くケースも少なくありません。


混雑している
火葬場併設斎場は一日に複数の通夜、告別式が行われます。荒川区の町屋斎場は一斉に15組の葬儀が行われます。もちろん式場や控室は利用者が独占できますが、ロビーやお手洗い、駐車場など共有スぺースは利用件数が多いほど混雑します。特に桐ヶ谷斎場、町屋斎場、代々幡斎場、落合斎場、堀ノ内斎場は、敷地面積をそのままに式場数を増やした為、来場者が駐車できないケースも発生しています。

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火葬場併設斎場のメリット
セレモニーホールから火葬場へ移動するイメージ

待たずに利用できる場合が多い
利便性の高い火葬場併設タイプに比べますと、セレモニーホールタイプはあまり待たずに利用できることが多い様です。


ゆっくりお別れができる
一棟丸々、またフロアを独占して利用できるなど、プラーベートを保ちながら、他に気兼ねなくゆっくりとお別れを行うことができる施設が多くなっています。


多様なサービス
独自のサービスを提供するところも多くございます。たとえば駐車場を広く確保してあったり、駅近から徒歩圏内だったり交通の便の良い施設。また自宅のリビングで寛ぐイメージで利用できる控室や、広いバスルームを完備している斎場もあります。コロナ禍以降、家族だけで行う葬儀が主流となっており、自宅からのアクセスより、設備やサービス面で斎場を決める方も少なくありません。


家族葬のメリット

火葬場への移動が必要
告別式のあと霊柩車やマイクロバスを利用して火葬場へ移動が必要になります。それら車両費の負担が生じるのがこのタイプの欠点です。また費用だけでなく、火葬場へ移動する時間や労力も必要になります。高齢な方はこの「車に乗って移動する行程」がご苦労なようです。


施設が古い場合がある
火葬場併設タイプでも同じ事がいえますが、一部の公営施設は開設から数十年経過しているところもあり、建物の古さが気になる斎場もございます。但し大半の施設が定期的に改装工事が行われており、あまりストレスなくお使い頂けると思います。もちろん新しくてきれいな斎場もたくさんあります。

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斎場選びのポイント


① エリアを決める
まずお住まいの地域を中心に斎場を探していく方法が一般的です。居住地に公営斎場があるのであれば優先的にそちらを検討してみてください。また勤めていた会社の最寄り駅近くにする事もあれば、ご親戚が東北方面から新幹線でお見えになるのであれば上野駅周辺、羽田空港からのアクセスを気になさる方もいらっしゃいます。また家族葬なので会葬者の交通の心配は不要だから設備やサービスを重視してエリアを問わず選択するという方も多くなっています。


② 規模や形式に対応可能か調べる
社葬など大規模な葬儀に対応可能な広い会場で、少人数の家族葬では費用とスペースに無駄が生じますし、家族葬向きのコンパクトな斎場で大規模葬は行えません。ある程度大まかな人数は想像した上での、斎場選びをおすすめします。またキリスト教のお式をお寺の会館で行うのは無理がありますし、教会で神葬祭(神式)のお葬式は断られてしまいます。「○○宗○○派」まで詳細に調べる必要はありませんが、仏教式、神式、キリスト教式、無宗教式など、大まかな宗教形式は調べておくとスムーズに進むと思います。


③ 使用料が予算内か確認する
首都圏にある斎場の使用料金の相場は20から30万円くらいだと思います。これは民間施設の場合で、公営斎場では2万円台からご用意がございます。しかし斎場の使用料金だけでお葬式は行えません。葬儀社への支払い、火葬場の費用、車両、料理、返礼品など、斎場の使用料金以外にも必要な項目は多数ございます。当サイトでご紹介している斎場は、そのような費用もすべて計算に入れたお見積りをご覧頂ける様にしてあります。ご利用人数にあわせた総額のお見積りと資料をお送り致しますので、問合せフォームよりご連絡ください。

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